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弁護士ブログ

新型コロナウイルスへの弁護士会の対応等について

 新型コロナウイルスの影響により,様々な行事やイベントが中止や延期,自粛の流れとなっております。
 長崎でも,佐世保市や長崎市では感染者はまだ発生していないようですが,長崎県内での感染者が確認されたようです。
 

 各弁護士会や各弁護士会連合会(日弁連や九弁連)でも,新型コロナウイルスについてどのように対応するか,日々協議が続けられているようです。

 当事務所の弁護士がが所属している長崎県弁護士会や九弁連・日弁連でも,大規模なものを中心として多くの行事やイベントが中止となったり,懇親会が中止となるなど,大きな影響が出ています。
 また,弁護士会だけでなく,裁判所や検察庁との合同行事や,裁判の期日自体も,中止や延期となるものが出ています。


 今後について,長崎県弁護士会長崎県弁護士会佐世保支部では,状況次第では,各種相談会をどうするのか,その他行事をどうするか,感染拡大を防ぐためにどうするのか等の協議を続けています。
 当事務所でも,竹口弁護士が,長崎県弁護士会副会長と長崎県弁護士会佐世保支部支部長を兼任している関係で,弁護士会での議論に積極的に関与しているところです。


 全国的には,法律事務所での法律相談や弁護士会での法律相談を中止ないし延期にしたり,場合によっては電話相談やメール相談に切り替えるケースも発生しているようです。

 当事務所では,現在のところ,通常どおり営業しておりますし,通常どおり法律相談を実施しているところではありますが,通常と異なる営業や運用をさせていただく場合には,改めてご案内させていただく予定です。
 
 今回の新型コロナウイルスについては,政府も,特措法その他の対応を行っているところですが,早く収束することを願うばかりです。 


長崎県弁護士会の定期総会が開催されました(R2.2)

 先日,長崎県弁護士会の定期総会が開催されました。
 長崎県弁護士会では,例年,5月に定期総会が開かれた後,8月に全員協議会(場合によっては臨時総会)が開催され,2月に定期総会が開催されています。

 今回の定期総会には,当事務所の竹口弁護士が執行部(長崎県弁護士会の副会長兼佐世保支部支部長)として出席させていただきました。

 定期総会では,今年度の長崎県弁護士会の活動状況に関する報告を行うとともに,各種審議協議事項を取り扱いました。
 今回の定期総会には,新型コロナウイルスもあってか参加者数は若干少なかったですが,活発な意見が交わされ,有意義な総会となりました。

 なお,新型コロナウイルスの影響により,同日予定されていた各種研修や定期総会後の懇親会は中止となりました。 


長崎県弁護士佐世保支部の支部総会が開かれました(R2.2)

 長崎県弁護士会佐世保支部では,先日,支部総会が開かれました。

 近年,長崎県弁護士会佐世保支部の支部会員は30人程度を推移しており,支部総会には多くの支部会員にご参加いただいております。

 今回の佐世保支部総会は,竹口弁護士を長崎県弁護士会佐世保支部支部長として開催し,今年度の佐世保支部の状況についての報告や,今後の活動や制度の運用等に関する協議等を行いました。

 佐世保支部は3月末をもって区切りとし,2020年4月からは当事務所の堀裕子弁護士が,女性初の佐世保支部長として,佐世保支部の運営等に携わってまいります。 


第72期司法修習修了者

司法修習修了者1487人のうち1032人が、2019年12月12日、日弁連に一斉登録しました。

司法試験に合格するだけでは、日本で法曹(裁判官・検察官・弁護士)になることはできません。
司法試験に合格した後は,法律実務について1年間の司法修習を終えることが必要となります。
また、司法修習の最後は司法修習生考試(二回試験)があり、それに合格することで裁判官,検察官,弁護士になる資格を得ることになります。

司法修習は,全国各地の裁判所,検察庁,弁護士会での実務修習と,司法研修所での集合修習に分けられます。
実務修習では,裁判所(民事・刑事),検察庁,弁護士会に配属され,裁判官,検察官,弁護士による個別的指導の下で,実際の事件の処理を体験的に学びます。
集合修習では,司法研修所教官による講義や起案,講評など,体系的,汎用的な実務教育を受けます。
司法修習生は,国家公務員ではありませんが,これに準じた身分にあるものとして取り扱われ,兼業・兼職が禁止され,修習に専念する義務(修習専念義務)や守秘義務などを負うこととされています。

当事務所でも毎年数名の司法修習生を受け入れております。
弁護士にとって、依頼者様のご相談の対応、事件の解決が最も重要な仕事です。
当事務所での司法修習生の受け入れは体験的な数日間の訪問という形ではありますが、
弁護士業務の合間を縫って修習生を受け入れることは決して小さな負担ではありません。
しかし、市民社会に貢献する実力を備えた弁護士を育てることも弁護士の重要な役割であり、社会貢献だと考えております。
今後も当事務所は,司法修習生の受け入れ及び弁護士の後進育成に積極的に参加していきたいと考えております。

養育費・婚姻費用算定表が2019年12月23日に改定されました

最高裁の司法研究所は、夫婦が離婚する際に取り決める子どもの養育費や別居の際に生活費などを支払う婚姻費用について、社会情勢の変化などを踏まえて算定基準を16年ぶりに見直し、2019年12月23日付の研究報告書で公表しました。

最高裁の司法研究所がまとめた研究報告の概要及び改定標準算定表(令和元年版)は以下のとおりです。

    研究報告の概要(PDF:592KB)
    養育費算定表(子1人)(PDF:400KB)
    養育費算定表(子2人)(PDF:609KB)
    養育費算定表(子3人)(PDF:834KB)
    婚姻費用算定表(夫婦のみ)(PDF:217KB)
    婚姻費用算定表(子1人)(PDF:439KB)
    婚姻費用算定表(子2人)(PDF:661KB)
    婚姻費用算定表(子3人)(PDF:876KB)

養育費婚姻費用算定表について(説明)(PDF:84KB)
最高裁判所HPより

養育費の算定について夫婦での協議がまとまらない場合、家庭裁判所の調停などの場で養育費を決めることになります。
家庭裁判所の調停などの場で養育費を決める場合に、2003年作成された「算定表」が用いられてきました。
算定表では、総収入から税金や住宅費といった必要経費を差し引いた「基礎収入」を夫婦それぞれで算出し、それを基に子どもの生活費をどう分担するか、という考えで養育費を決めています。
改訂版も旧算定表の考え方を踏襲した上で、現在の社会情勢や所得税などの税率を反映しています。
旧算定表には「低額過ぎる」との批判があり、夫婦の収入によっては、月1~2万円程度増えるなど、全体的に増加傾向となりました。

養育費は子どもが成人するまで支払うのが一般的ですが、報告書は民法改正で22年4月に成人年齢が18歳に引き下げられた後の対応にも言及しています。
大半の子どもは18歳の段階で経済的に自立していないとして、現行通り20歳まで支払うべきだと結論付けられました。

当事務所では養育費婚姻費用の新基準についてのご相談をお受けしております。
養育費婚姻費用の適正額がどの程度なのか、適正額が現在の額と異なっている場合の増額・減額請求の可否や方法などのアドバイスをさせていただきます。
また、「養育費婚姻費用算定表」だけでは解決できないケースもありますので、詳しい相談をご希望の方は当事務所までご連絡下さい。

環境へ配慮した取り組み等について(SDGs,R1.8)

近年,SDGsに向けた取り組みが特に全世界規模で行われています。
SDGsとは,持続可能な開発目標という意味で,2015年の国連サミットでも,加盟国の全会一致の元,決議されました。
 
当事務所でも,SDGs達成に向けた取り組みを行っております。
 
その一貫として,環境へ配慮した取り組みも行っています。
 
環境へ配慮した取り組みというと,法律事務所(弁護士)という職種とは関連性が薄いようにも感じられますが,SDGs達成に向けて,どの職種であれ一丸となって取り組む必要があります。
 
当事務所では,業務上もですが,地域活動等を通じても,環境へ配慮した取り組み等を推進しています。
 
例えば,節水や電力の節約を含めた各エネルギー使用量削減,公共交通機関での移動の推進,書類や書籍の電子化・データ化をすることによる紙資源の節約,環境に配慮された製品や商品の利用,資源の再利用,食品ロスの削減等,他にもありますが,どの職種であっても取り組める事項があります。
 
皆様も是非,環境に向けた取り組みを進めていただければと思います。

法科大学院卒業生アルバイト募集(R1.6)

 2019年(令和元年)5月15日から19日にかけて,2019年度の司法試験が実施されたとのことです。
 今年の司法試験の合格発表は9月10日,司法修習開始は11月頃とのことです。

 司法試験受験生は,特に司法修習が開始されるまでの間,経済的に苦しい状況に置かれることとなります。
 法科大学院に在学していた受験生は,3月の卒業と同時に奨学金の支給もなくなります。

 そこで,九弁連(九州弁護士会連合会)では,毎年,法科大学院卒業生を対象として九州管内でアルバイトを募集する法律事務所を募っています。

 当事務所も,毎年,法科大学院卒業生のアルバイトを募っています。

 長崎県(特に佐世保市付近)が地元の法科大学院卒業生は,是非当事務所にご連絡ください。もちろん,長崎県以外が地元の方でも大歓迎です。

 司法修習開始前に実務を経験すること自体もかけがえのない経験となりますので,お気軽にご連絡ください。
  


佐世保支部の法曹三者歓迎会(R1.5)

 先日,佐世保支部の法曹三者歓迎会が開催されました。

 法曹三者とは,司法試験に合格して司法修習を修了した後になることのできる「法曹」,つまり,裁判官・検察官・弁護士のことです。
 法曹三者は,それぞれ立ち位置が異なるとしても,同じ法律家ですし,同じ勉強をして同じ試験・同じ修習を受けた仲間でもあります。そして,紛争を解決するという目的も同じですので,日ごろより情報交換をしております。

 特に佐世保支部では,法曹三者の交流を密に行っており,先日,佐世保支部の法曹三者歓迎会が行われました。
 これは,佐世保支部に今年度新たに着任(赴任)された法曹の歓迎をするという趣旨であり,毎年開催しております。
 なお,佐世保支部の裁判官は長崎地方裁判所佐世保支部・長崎家庭裁判所佐世保支部・佐世保簡易裁判所・長崎地方裁判所平戸支部・長崎家庭裁判所平戸支部・平戸かに裁判所,佐世保支部の検察官は長崎地方検察庁佐世保支部・長崎地方検察庁平戸支部,佐世保支部の弁護士は長崎県弁護士会佐世保支部(平戸に事務所を構える会員を含む。)に所属しております。

 今年度は,弁護士会には新たな会員はまだ誕生しておりませんが,裁判官も検察官も,それぞれ新たな方が法曹として佐世保(平戸)に着任されました。

 佐世保の法曹として気持ちを新たにして,情報交換をしながら,今年度も引き続き法的問題に取り組んでまいりたいと思います。

 なお,法曹三者歓迎会では,長崎県弁護士会副会長 兼 長崎県弁護士会佐世保支部支部長として,当事務所の竹口弁護士がご挨拶をさせていただきました。
 


日弁連交通事故相談センター支部役員(長崎県支部副支部長)として選任されました(H31.4)

 本日,公益財団法人 日弁連交通事故相談センターより通知が届き,当事務所の竹口弁護士が,同センターの支部役員(長崎県支部 副支部長)に選任されました。
 これは,竹口弁護士が,長崎県弁護士会副会長(兼長崎県弁護士会佐世保支部支部長)に就任していることによるものですが,今後もより一層,弁護士会の役員としても,交通事故相談センターの業務に取り組んでいきます。 


長崎県弁護士会で取り扱っている各種相談(H31.4)

 長崎県弁護士会では,各種相談を取り扱っており,今年度も,以下の各相談を取り扱っています(もちろん,当事務所も含めて,各法律事務所でも相談を取り扱っております。)。


■民事当番

・相談場所:担当弁護士の事務所
・相談日時:平日10時~16時までに要受付(弁護士会にて受付)
・予約方法:電話・弁護士会事務局・ネット予約
・料金:相談料30分5000円(税別)

※佐世保支部では取り扱っておりませんので,各法律事務所(当事務所にもお気軽にご相談ください。)に個別にご相談ください。
 

■民事当番(夜間)

・相談場所:担当弁護士の事務所
・相談日時:水曜17時~20時
・予約方法:電話・弁護士会事務局・ネット予約
・料金:相談料30分5000円(税別)

※佐世保支部では取り扱っておりませんので,各法律事務所(当事務所にもお気軽にご相談ください。)に個別にご相談ください。

■長崎・有料法律相談

・相談場所:長崎県弁護士会
・相談日時:土曜13時~16時
・予約方法:電話・弁護士会事務局・ネット予約
・料金:相談料30分5000円(税別)


■佐世保・有料法律相談

・相談場所:長崎県弁護士会佐世保支部
・相談日時:水曜・土曜13時~16時
・予約方法:電話・弁護士会事務局・ネット予約
・料金:相談料30分5000円(税別)


■長崎・無料法律相談

・相談場所:長崎県弁護士会
・相談日時:火曜12時~17時
 ※12時~14時:交通事故以外の相談20分枠を6コマ
  14時30分~17時:交通事故の相談30分枠を5コマ
・予約方法:電話・弁護士会事務局・ネット予約
・料金:相談料30分5000円(税別)

※公益財団法人 日弁連交通事故相談センターによる実施
※佐世保支部では取り扱っておりませんので,各法律事務所(当事務所にもお気軽にご相談ください。)に個別にご相談ください。

<その他の相談>


■巡回無料法律相談

・相談場所:県内の各自治体
・相談日時:弁護士不在の自治体のうち,希望のあった自治体で年2回ずつ実施
・予約方法:各自治体での予約
・料金:各自治体にご確認ください。

長崎県弁護士会主催・県内自治体共催
※佐世保支部管内でも実施しております。


■巡回相談以外自治体や各種機関との委託契約による法律相談

※希望自治体等が主催して実施します(Ex:諫早市・南島原市)。


■交通事故相談アドバイザー

※長崎県交通事故相談所に「アドバイザー」として弁護士を派遣する制度です。
※佐世保支部では取り扱っておりませんので,各法律事務所(当事務所にもお気軽にご相談ください。)に個別にご相談ください。

■弁護士会の多重債務無料法律相談

長崎県弁護士会の制度として,多重債務関係の相談に限り初回のみ無料でご案内させていただくものです。


 以上のとおり,長崎県弁護士会では,相談を取り扱っておりますので,弁護士会でのご相談をご希望される場合は弁護士会にお問い合わせください。

 個別の法律事務所でのご相談でもかまわないという場合は,当事務所にお気軽にお問い合わせいただけると幸いです。 


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