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当事務所の代表者の母校は九州大学です。最新の九州大学法学部同窓会報(平成28年9月10日発行の第41号)が届きましたので,その内容を以下で簡単にご紹介します。
第1 九州大学及び九州大学法科大学院の移転
九州大学は,現在箱崎文系地区の伊都キャンパスへの移転を進めており,平成30年度に完了予定です。
また,九州大学法科大学院は,六本松九大跡地に移転予定であり,平成29年10月に移転する計画が進められています。
なお,九州大学法科大学院の六本松への移転(リーガル・パーク)は,裁判所,検察庁,弁護士会と法科大学院が「法曹四者」として密に連携した,全国にも例のない法曹養成教育を展開するものとして期待されています。
第2 2015年度卒業生・進学・就職状況(九州大学法学部)
2015年度の九州大学法学部卒業生の主な進路状況は以下のとおりでした。
・民間企業への就職人数:合計88名
・公務員としての就職人数:合計56名
※なお,長崎県への就職人数は1名でした。
・大学院への進学人数:合計26名
※なお,九州大学法学府への進学人数は6名,九州大学法科大学院への進学人数は10名,九州大学経済学府への進学人数は1名でした。
第3 九州大学法科大学院の状況等
法科大学院制度が始まって13年となりますが,全国的に志願者が減少しています。九州大学法科大学院も同様であり,当初100名だった定員は45名に減りました。
九州には,当初6つの法科大学院がありましたが,2015年度に久留米大と鹿児島大,2016年度には熊本大が募集を停止し,今後は3つの法科大学院(九州大学,西南学院大学,福岡大学)のみとなってしまいます。
九州大学法科大学院は,九州の基幹校としての役割を果たすためにも,上記第1で述べた法曹養成教育を行います。
なお,これに関連して,九州大学法科大学院の専任教員は,九州大学だけでなく,鹿児島大学と北九州大学の学部でも授業を行っています。
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