全国的に高齢化が進む中、佐世保市では、認知症や知的障がい、精神障がい等により判断能力が十分でない方が住み慣れた地域で安心して生活ができるようにという地域福祉の観点から、成年後見支援員の養成を行っております。
市民が後見業務の新たな担い手として適切に活動できるよう養成及び支援を行うという目的のほか、成年後見制度の利用促進を図るという目的もあります。
具体的には、毎年、佐世保市や佐世保市社会福祉協議会が主催して、「佐世保市成年後見支援員養成講座」を開催しております。
この講座を修了し、市長が認めた者で、成年後見支援員として活動を希望される者は、修了者名簿に登録されて、その後の活動状況次第ではありますが、市長による後見等申立において、後見人等の候補者になる道も開かれております。
そして、今年度の佐世保市成年後見支援員養成講座では、応用課程にて、当法律事務所の竹口将太弁護士が講師の1人をつとめさせていただきます。
今年度の養成講座の申込はすでに締め切られておりますが、ご興味のある方は、来年度以降の講座にお申込みいただければと思います。