事務局ブログ
チブサン古墳を見に行きました
2016/12/26 11:02
皆さん、こんにちは
連休はどのように過ごされましたか
クリスマスのイベントを楽しまれた方も多いのではないでしょうか
私は熊本県山鹿市にある、装飾古墳で有名な『
チブサン古墳
』を見に行ってきました
装飾古墳とは古墳の内部にある石棺や石室にレリーフや彩色で彩られた古墳のことです
熊本県は装飾古墳が全国で一番多く発見されているので、一度見に行きたいと思っていました
クリスマスのシーズンに古墳を見るなんて変わっている
と思われるかもしれませんが、
私は古墳を見るのが大好きなんです
埴輪の表情が可愛らしいし、1500年以上も前に作られた古墳をながめていると、
古代にタイムスリップしたような気分になります
チブサン古墳の中を見学するためには、申し込みをする必要があります。
山鹿市立博物館に申し込みに行きました。
見学できるのは、1日に2回のみ(午前10時と午後2時)とのこと
見学まで時間がありましたので、博物館内を見学しました。
小さい博物館でしたが、全国に唯一の石包丁形鉄器を見ることができたのは思わぬ収穫でした
石包丁は岩石で作られるのが一般的と言われているので、鉄製というのは大変珍しかったです
チブサン古墳を見にこられた方は、この博物館も見学されることをおすすめします
チブサン古墳です
東西方向につくられた全長約45mの前方後円墳で、国の史跡に指定されています
入口は厳重に鍵がかかった扉があります
博物館のスタッフの方に扉を開けてもらい、中に入りました
中は暖かいです
古墳の中は、夏は涼しく、冬は暖かいそうです
古墳の中は撮影NGのため、写真は撮れなかったのですが、
扉の先は昇りの階段があり、その先にもう一つの扉がありました
こちらの扉もスタッフの方に開けてもらうと、扉の先は小さい空洞になっていました
腰を低くかがめないと入れない小さい空洞で、暗いので進むのに苦労しましたが、
くぐり抜けるとすぐに大きな部屋にたどり着きました。
部屋の先に装飾された石室があるのですが、ガラス越しにしか見ることができません
装飾部分を劣化させないための管理が大変なのでしょうね
古墳のそばにあった石室内の復元レプリカの画像です
実物もレプリカと近い感じで、色もしっかり残っていて美しくて感動しました
1500年も前に描かれたものがこんなにきれいに残っているなんてすごい
赤・白・黒の3色で塗り分けられています
幾何学的なデザインです
古代の人はどんな思いでこの装飾を残したんだろうと思いながらながめていました
石室の左付近に石がなくなっている部分がありますが、盗掘されてしまったのでしょうか
ここにはどんな装飾があったのか気になります
この丸い部分が女性の乳房に似ているとのことで、乳の神として崇められ、
「チブサン」と命名されたそうです
私には人の顔に見えるのですが…
石室に人が近づかないように、威嚇のためにこのようなデザインにしたのでは?と想像しました
博物館のスタッフの方によると、なぜこのような柄になったのかははっきりわかっていないそうです
他に見学されていた方の中には「宇宙人にしか見えない!」とおっしゃっている方もいました
チブサン古墳の近くにある、オブサン古墳です
直径約22m、高さ約4mの円墳です
こちらも国の史跡に指定されています。
熊本地震の影響で天井の石材が落ちる被害があったそうで、入口は立ち入り禁止となっていました
ここは西南戦争の激戦地だったため、
石室入り口には西南戦争時の弾丸のあとが残っているそうです
クリスマスシーズンというのもあるのか、冬の寒さも影響しているのか、
古墳を見学に来られている方はとても少なかったですが、
ゆっくり見ることができて、とても満足できました
装飾古墳は公開が制限されて気軽に見れないところが多いのですが、
チャンスがあれば、あちこち見学に行きたいなと思っています
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