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B型肝炎の医療講演会に参加しました


2017/12/12 17:48

皆さん、こんにちはhappy01
2017年12月9日(土)にアルカスSASEBOでB型肝炎の医療講演会が開催されました。
B型肝炎九州訴訟長崎弁護団』が主催者となっており、当事務所も窓口として広報業務を行っている講演会です。

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第1部は長崎医療センター臨床研究センター肝炎治療研究室の室長である長岡進矢医学博士による医療講演会、
第2部はB型肝炎給付金制度の説明会でした。

第2部は弁護士の個別相談会という形でしたので、私は第1部の医療講演会のみ参加しました。

医療講演会では、
①肝臓・肝炎とは? ②B型肝炎の検査 ③B型肝炎の治療 の3点を中心にお話しをされました。

肝臓が体のどの場所にあり、どのような働きをしているのか?ということから始まり、
肝炎とはどのような症状なのか、検査はどのように行うのかについて説明がありました。

医療の知識について素人の私にも大変わかりやすい説明でした。

一番勉強になったのは、③B型肝炎の治療についてのお話でした。

近年では治療薬や対策が進んでおり、きちんと治療を継続することでコントロール可能な病気になっているとのことです。
以前は肝硬変まで進んで手遅れと思われていた場合でも、現在では薬の進歩で肝不全まで進んでしまうケースが減ってきたとのことです。
お葬式の覚悟をして病院に来られた方も、薬で良くなっていった人もいたとのことです。

B型肝炎と聞くと大変怖い病気のようなイメージがありましたが、
投薬や生活習慣の改善などで食い止めることができる病気だということがわかりました。

ただし、治療を怠っていると気づいた時には進行して手遅れになるケースもあるので、
しっかりと治療をしていくことが重要とのことです。
完治できる薬は現在はまだないそうなので(現在開発中)、
今のところは薬をやめずに継続して服用することで症状を改善させていくことが大切とのことです。
B型肝炎の薬は安くありませんが、
肝炎治療医療費助成制度を利用すれば、原則月に1万円~2万円の負担で済むとのことです。

集団予防接種等の際に注射器の使いまわしでB型肝炎ウイルスに持続感染した方は、
裁判所の手続きを経て給付金を受け取れる救済制度を利用できます。
給付を受けた人はまだ一部で、自分が感染していることを知らない人や救済制度を知らない人が大勢いらっしゃると思います。

まずはウイルスに感染していないかの血液検査を受けて、もし感染したら早く治療を始めることが大切ですし、
救済制度を利用して給付金を受け取ることで経済的にも安心して治療をしていただきたいです。

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長崎医療センターでは肝疾患相談支援センターが設けられており、
肝疾患診療に関してのご相談に対応されているとのことです。
肝疾患相談支援センター
【月~金9:30~15:00 電話:0957-52-3121 内線:5096  担当:松永様】


また、B型肝炎訴訟についてのご相談・お問い合わせについては、
B型肝炎九州訴訟長崎弁護団【095-825-2231(月~金 9:00~16:00)】までお願い致します。

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