事務局ブログ
長崎障がい者司法福祉勉強会・県北地区・第28回
2020/02/24 01:39
2020年初の長崎障がい者司法福祉勉強会は2月14日(金曜日)19時から実施されました。
勉強会の目的として、障がい者支援の統充に向けて、行政・福祉関係者が弁護士の業務を理解し、
弁護士が行政・福祉関係者との連携関係を強化することを目的とした勉強会になります。
また、強化された連携関係を通じて、法的トラブルを抱えている障がい者に対して、
適切な法的サポートが提供できるよう情報交換の措置を形成する目的も含まれています。
県南地区、県北地区及び県央地区の3カ所でそれぞれ開催しており、どの地区への参加も歓迎しています。
今回は当事務所より弁護士2名と事務局2名が参加させていただきました。
今回も福祉関係者を含む多数の様々な業種の方々にご参加していただき、ありがとうございました。
また、今回も新規の方が4名を含む、福祉関係者19名、弁護士4名、医療従事者その他関係者5名を
含む総勢28名の方々にご参加していただきました。
※人数が多くて横にして撮影を為ているため多少わかりずらい写真ですいません、ご了承ください。
また、プライバシー保護のために当事務所の弁護士以外は分からないようにさせて頂いております。
今回は初めて当事務所の澁谷弁護士にも参加していただき、司会進行の竹口弁護士の指導の下、
Cグループでの発表と紹介をさせていただきました。
今回の司法福祉勉強会の事例内容としましては、「支援者からの提供事例」と題しまして、
実際に福祉関係者の中でも困っていらっしゃる疑似体験を事例として疑似例をテーマに話し合いました。
今回はグループワークで3つに分かれてテーマについて話し合いました。
この事例に関する問題点と対応策、相談・連携が必要な窓口を検討し、対応策と窓口を話し合いました。
生活歴と現在の状況、家族の状況、経済状況、健康状態、介護保険の情報などを
テーマの中で話し合い、それを基にどのような対策を行いどのように連携したほうが良いのか
今回も様々な意見が飛び交う中、A・B・Cそれぞれのグループに」分けて話し合って結果を発表しました。
今回の事例で出た意見は主に6つ。
①主となるケアマネがいない事
②介護認定が当人に見合っているのかの検討
③介護料が高くなる可能性
④デイサービスの訪問に関する内容と確認
⑤病気の再発があるリスクが高い事
⑥要支援の親族が管理がどこまで可能かの見極め
など主にこのような意見がでました。どのグールからも観点が違うのでお互いに新しい発見がありました。
2ヶ月に1回の勉強会ではありますが、実際にこのような場面に遭遇した際、この司法福祉勉強会での交流のある弁護士や福祉関係者にアドバイスを求める事もでき、とても心強いものとなっています。
また、行政や医療関係者、福祉関係者の関係性という、色んな分野の方々の意見をお聞きすることができて、
とても有意義で難しい課題を解決するための勉強にもなりました。
お互いの顔を見える関係性を構築し、実際に問題が起きたときには相談できる、助け合える関係作りの大切さを改めて実感することができました。
皆さん、お忙しい中、たくさんの方々に興味を持ってご参加していただき、ありがとうございました。
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