5月も今週でおしまいですね。
梅雨が苦手な私としては,もう少し春を楽みたいのですが・・・
ただ,雨も降らないと水不足になって大変ですからね。
悩ましい季節です。
さて今回は,佐賀県有田市の伝統料理『筍干盛り(しゅんかんもり)』をご紹介します。
ネーミングもインパクトがありますが,見た目もかなりのインパクトです。
伊勢えびと筍のタワーがどーん
その筍の両サイドには木の芽の枝と梅の枝(実付き)が挿してあります。
上から見たら,こんな感じです。
たけのこ,干しわらび,こうや豆腐,しいたけ,だし巻き卵・・・と,いろんな食材がありますね。
この『筍干盛り』は,佐賀県有田市で端午の節句,つまり男子の成長を祝う行事食なのです。
食材や飾り方には各家庭で異なっていたようですが,男の子のお祝い料理ということで,全体が兜をイメージした豪勢な料理だったとのこと。
筍干皿という専用の皿を使う場合もあるそうです。
今回この筍干盛りは,以前もこのブログで取り上げた『小路庵』でいただきました。
毎月,季節に合ったいろいろなお料理を楽しめるのだそうです。
お料理や席数が限られていますので,お問合せの上,ぜひ足を運んでみてください。
※「小路庵」(しゅうじあん)は,佐賀県西松浦郡有田町上幸平一丁目8番11号にあるお店です。