12月16日(金)に、第12回県北地区・長崎障がい者司法福祉勉強会が開催されました。
障がい者支援の拡充に向けて、行政・福祉関係者が弁護士の業務を理解し、弁護士が行政・福祉関係者の業務を理解し、合わせて、顔の見える関係を構築することによって、弁護士と行政・福祉関係者との連携関係を強化することを目的とした勉強会です。
事務局の私は2回目の参加でした。
今回は「家族との交流が少なく自分の意思にそぐわない生活を送っている施設入所者の支援について」というテーマで、
福祉の職員の方から出していただいた検討事例の内容について、意見交換を行いました。
事前に検討事例の内容を教えてもらっていたので、しっかり読んで復習して、私も活発に意見を述べる予定だったのですが、
実際に意見交換となると、福祉職の方と弁護士との専門的で深い内容の意見が飛び交い、私は聞くことで精一杯でした。
財産や家族の問題は福祉職が介入を控える問題とのことですが、家族問題に関しても、福祉職として本人のためにどのような支援ができるのか、熱心に意見を交わし、弁護士に質問されていた姿が印象的でした。
障がい者の心に寄り添う福祉職の視点、感情論抜きの法律の専門家としての弁護士の視点、どちらも勉強になりました。
両者が連携して、知識を共有することで、障がい者への支援の力が強くなることを感じました。
終了時間をオーバーしてしまうくらい充実した勉強会だったと思います。
師走の慌ただしい時期にもかかわらず、たくさんお集まりいただき、熱心な意見交換をしていただき、本当にありがとうございました。
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