今回は,最近テレビのCMでもよく取り上げられているSDGsについてお話をしたいと思います
「
SDGs(エスディージーズ)」,政府や自治体をはじめ、
近年では企業や大学などが積極的に取り組んでいることもあり、
一度は目にした・耳にしたことがあるという人も少なくないはずです
ニュースでは、よく「持続可能な開発目標」と訳されていますが、
それだけでは、どういう取り組みなのかを想像しづらいです
『
SDGs』というのは、世界を変えるための17の目標です
世界の国々は、さまざまなことで意見が対立していますが、
『同じ地球に住む以上、これだけは一緒に取り組んでいきましょう』
と決めたものなんで,サステイナブルとは、持続可能という意味です。
これは、地球が私たちの住み続けられる環境であり続けるようにという意味であると同時に、
私たちが少しずつ取り組み続けられることをしよう、という意味があります
SDGsとは、国際社会全体が取り組むべき「持続可能な開発目標」のことで、
日本でも企業や地方自治体、大学などでSDGsの達成に向けた
積極的な取り組みが始まっています
SDGsは、普遍的な目標として「誰も置き去りにしない」という約束を掲げています。
先進国と途上国、そして企業と私たち個人がともに手をとって目標達成のため
に努力をしていかないことには、貧困の解消や格差の是正といった深刻な問題は解決できません
日本でも多くの企業がSDGsに取り組んでいます
それは、「2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための目標」である
SDGsに取り組むことが、企業にとっての社会的責任であることが認識されていることの表れです
とはいえ、SDGsは17のゴール・169のターゲットから構成されているため、
取り組み方には企業によって違いがあります。
今回は、SDGsに取り組む日本企業の具体的な事例について紹介します
コーヒーや紅茶の製造・販売などを手掛ける小川珈琲株式会社では
8つのSDGsに取り組んでいます
その基本となるのは、発展途上国のコーヒー栽培農家にとって
公正な価格で買い付ける「フェアトレード」の推進です
そのために、当社では有機コーヒーの販売に取り組んでいます
ほとんど薬品を使わない高価格の有機コーヒーを栽培を支援し販売することで、
農家がより豊かになることを目指しています
同時に土壌の荒廃を防ぎ、持続可能な農園を実現するための取り組みにも協力しています
今回は、SDGsに取り組む日本企業の具体的な事例などについて紹介しました
SDGsは、企業として従業員全員で取り組んでいくべき課題です
そういった認識だけでなく、日頃から会社の大事にしている理念や
行動指針が浸透する組織を作り、企業と組織が同じ方向を向けるようになればいいなと思います
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竹口・堀法律事務所
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