近年の全国的な統計をみると、全国的に、企業の倒産(破産)は減少傾向にあります。
企業の破産(倒産)が減少している理由については、様々な理由があると思いますが、大きな理由の1つとして、「中小企業金融円滑化法」の存在が挙げられます。
中小企業金融円滑化法は、中小企業を救済するための法律で、同法により、中小企業は、返済がしやすいような融資条件の変更をしてもらったり、追加融資を受けることが、行いやすくなりました。
これにより、数多くの中小企業が、倒産(破産)を免れることができたのではないかと言われています。
もっとも、中小企業円滑化法は平成25年3月に終了することとなったため、専門家の間では、平成25年3月以降は中小企業の破産(倒産)が増加するのではないかと言われていました。
しかしながら、平成25年度(2013年度)の破産件数(倒産件数)をみると、いまだ中小企業の破産件数(倒産件数)の減少傾向は続いているようです。
九州の企業についても、佐賀県・鹿児島県・沖縄県の中小企業については破産件数(倒産件数)が微増したようですが、その他の長崎県・福岡県・熊本県・大分県・宮崎県は、いずれも破産件数(倒産件数)が減少しており、九州全体でみると、中小企業の破産件数(倒産件数)は減少傾向にあるといえます。
当事務所では、佐世保市・平戸市・長崎市などを中心として、中小企業の支援や破産(倒産)等を取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
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竹口・堀法律事務所